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きみにほうこくを。
2009 / 12 / 26 ( Sat )
ふわり。
カーテンが優しく揺れ動いた。
風と共に暖かな陽も部屋に入り込む。
その光を受け、机に突っ伏して転寝をしている少女の金色の髪もキラキラと輝いた。
何の夢を見ているのか、少女は幸せそうに微笑んでいる。

「なー」

そんな穏やかに眠る少女の邪魔をするものがいた。
セトだ。
ぺしぺしと、少女の頬を己の手で叩く。
仔猫だった彼女ももう随分と大人になった。

少女はゆっくりとその瞳を開け、眩しさに目を細める。
ぼうっとする中、少女は先ほどの夢を思い出す。
冒険者になる前の昔懐かしい人々。
それに、灰髪と黒髪の…。
彼女の姿を確認すると、その名を呼び、上体を起こした。

「セト…。いい夢、みたよ」

以前は動物が苦手だった少女も今では立派に触れ、抱けるようになっていた。
セトを膝上に乗せて、軽く撫ぜる。

「なつかしい人たちに会ったの。一緒に遊べたんだよ。それで……」

ふわりふわり。
少女の少し伸びた髪が小さく踊る。

嬉しそうに話す少女の話が終わるまで、彼女は少女の膝上で聞いていた。

それは平和になった。
ぽかぽか陽気のある日のことだ。


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